仕事が終わってから

2002年10月24日
図書館に行って本を漁ってきました。
五條瑛「熱氷」
新井素子「ハッピー・バースディ」
をとりあえず借りてくる。
五條瑛は気力体力充実しているときに一気に読みたいと思ったので、とりあえず新井素子から手をつけたら……。
むっちゃくちゃ暗かったです。
主人公に同調して書く作家が、こんな話書いている状況ってはっきりいってマゾとしか思えない。
しかも書けないからといってあしがけ5年かけてこれを書いていたのかと思うと驚く。
新井素子って「おしまいの日」もかなり怖かったですが、これもやっぱり怖かった。
何気に読み始めて、1日で最後まで読めてしまうとは……。
短編連作の癖に読み終わるのに2週間以上かかってしまった篠田真由美とはえらい違い。
ちきっとだーくな気分になったので、昨日出張先で購入しておいた「The Beans」の津守時生特集を読み、「やさしい竜の殺し方 外伝」を楽しく堪能いたしました。
フェンリエッタ姐さん素敵!でもあんなに健気でかわいい子が慕ってくれたらめろめろになって当然ですよね。
橘水樹さんと櫻林子さんの4コマも笑えたし。
懐かしの「喪神の碑」の外伝も載っていたのがとても嬉しい。考えてみたらこれを読んだのって高校生のころです。
売り切れないうちに早めのご購入をお勧めの雑誌です。

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