さて、就業時間間際になってかかってくる電話というのは、はっきり言ってかなりイヤなものです。
しかも予定があるときには特に。
なのに、何故か4時半を回った頃から介護保険料の徴収に関しての問い合わせが相次いだのでした。
今週頭に袋詰めして発送したので、問い合わせが来ることは覚悟していたのですが、だからって終業間際に掛かってくるのは……。

えっと、以下、ある障害福祉担当者が出た電話です。(一部ノンフィクション)
「はい、福祉課です」
「えっと、今日届いた介護保険料の納付書についてなんですけど」
「どういったことでしょうか?」
「あの、宛先になっている人がもう死んじゃったんですよ」
「何時お亡くなりになったんでしょうか?」
「5月×日です」
「ああ…それでしたら、5月分の保険料までは納付して貰わなきゃいけないんですよ」
「はぁ…でもこの人身寄りが無くて」
「?失礼ですが、ご家族の方じゃないんですか?」
「この人、うちの家政婦さんだったんですよ。その場合どうすれば……」
「……あの、今介護保健担当のものが席を外しておりますので、戻ってきましたら折り返しお電話させていただきます。お電話番号教えて頂けますか?」

というわけで、介護保険担当者に伝える前に亡くなった方の生年月日とか必要なことを調べようとして住記で検索したのです。そしたら、介護保険対象の年齢なのですが、老人とも言えないような年齢だったわけです。そう、お亡くなりになったら「まだ若かったのにね」と言われちゃうような年だったわけです。隣の席のお姉さんと「若いよねぇ」と言っているうちに、この電話に出ていた障害福祉担当者は、市原●子の「家政婦は見た!」が脳裏をぐーるぐーると(笑)。だって、お手伝いさんじゃなくて家政婦さんって言われていたもので、そんな職業に縁のない私の貧相な発想は「家政婦…市原●子」だったのです。しかも早死にと相まって、つい「見ちゃったのかもしれない」に繋がっていっちゃったんですよ(爆)
でも、その発想は私だけじゃなかったらしく、お姉さんも「見過ぎちゃったんかなぁ」と言っていました。2人の頭に浮かんだのは、ネコをだっこしてかわいがったり、襖をちょこっと開けて覗いたりする市原●子。

家政婦と言えば見るモノ。

そう頭が洗脳されていた2人は、もうこの人が「見ちゃった」からお亡くなりになってしまったのだ、と結論づけてしまったのでした。
スイマセン、関係者の皆さま。ホントにご冥福をお祈りしています。

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