北村薫「リセット」
2001年4月1日無事読み終わりました。
この方の書かれる話は、いつだってその繊細さを味わってゆっくりと読むのですが、つい今日1日で読み終わってしまいました。
この「リセット」は長い人だったら4年ほど待っていることになるのでしょうか?
私は3年かな? 確か≪時と人≫の三部作はまだ学生だった頃に読んだ筈なので。
待って良かったと思いました。
北村作品は、今まで「盤上の敵」を一番のめり込むようにして読んだと思っていたのですが、これももっと早く読めない自分がもどかしいと感じました。
人が前世の記憶とか、デジャヴとして思っていることは、DNAに刻まれている先祖の記憶だという説があると何かで読んだことがあります。
私は前世の記憶とかよりも、DNAの記憶と言われた方が納得してしまうのですが(理系人間ではないからか?)、それでも、この小説をいいと感じました。
時と人というのは本当に不思議な関係です。
一方向にしか流れない(筈の)時間の中に、あらゆる可能性があるということを、たまにしか考えないことを考えさせられるというのは、楽しいものですな。
これをもう一歩進めるとSFなのでしょうが。
この方の書かれる話は、いつだってその繊細さを味わってゆっくりと読むのですが、つい今日1日で読み終わってしまいました。
この「リセット」は長い人だったら4年ほど待っていることになるのでしょうか?
私は3年かな? 確か≪時と人≫の三部作はまだ学生だった頃に読んだ筈なので。
待って良かったと思いました。
北村作品は、今まで「盤上の敵」を一番のめり込むようにして読んだと思っていたのですが、これももっと早く読めない自分がもどかしいと感じました。
人が前世の記憶とか、デジャヴとして思っていることは、DNAに刻まれている先祖の記憶だという説があると何かで読んだことがあります。
私は前世の記憶とかよりも、DNAの記憶と言われた方が納得してしまうのですが(理系人間ではないからか?)、それでも、この小説をいいと感じました。
時と人というのは本当に不思議な関係です。
一方向にしか流れない(筈の)時間の中に、あらゆる可能性があるということを、たまにしか考えないことを考えさせられるというのは、楽しいものですな。
これをもう一歩進めるとSFなのでしょうが。
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